民事信託

民事信託とは、信託と呼ばれるくくりの中の一種です。
自身の財産を信頼できる人に預け、名義をその人に移転し、契約内容に従って生じた利益を受け取ります。
また、信託の中でも財産を管理する受託者と呼ばれる人が営利を目的としないものを民事信託といい、主に不動産などの管理や移転を目的に、家族間で行われます。

信託の中には、他にも商事信託や、家族信託などがあり、それぞれ異なります。

商事信託は、信託銀行や信託会社が、財産を託される受託者として財産を管理運用します。民事信託とは違い、ビジネスとして営利を目的とした形で行われています。

次に家族信託ですが、これは民事信託の一部で、財産を託される受託者を委託者の家族が引き受ける場合を指します。

民事信託は、現在非常に注目度の高い制度です。
その理由としては、日本の高齢化や認知症になってしまう方の増加があげられます。
また、生前における財産管理ができたり、孫の代まで相続先を決められる等、他の制度よりも民事信託ではできることが多いことも注目される理由の一つです。

コトリ司法書士事務所では、国分寺市・府中市・小平市・国立市を中心に、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県の皆様から民事信託をはじめ、不動産に関するご相談まで幅広く承っております。
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